【S16使用構築】フルアタボルト式トンボルチェン 最高最終2004
初めまして、みなくんと申します。
シーズン16お疲れ様でした。対戦してくれた方々ありがとうございました。
この度初めてレート2000に到達したので構築記事を書こうと思います。
2000かよって思う方もいるかもしれませんが、個人的に目標にしてきたので達成したときは超嬉しかったです!!!
前置きはこのへんにして使用構築は以下になります。
■パーティコンセプト
このパーティの狙いはトンボルチェンしてから有利対面を作って受けを許さないことです。
そこで、トンボ枠、ボルチェン枠、高火力枠の考察をしました。
トンボ枠はメガハッサムで確定でした。理由は僕が使いたかったからです。
ボルチェン枠の条件としては
1、ガブより早いS
2、マンムーマンダに有効打がある
です。
この条件を満たしているのがスカーフ霊獣ボルトロスだったのですが、スカーフだとマンムーマンダに一貫が取れないので解雇。
他にいないか探したところ、珠フルアタ化身ボルトロスが当てはまりました。個人的にボルトは補助技を入れるものだと思っていたので盲点でした。
高火力枠として個人的に信頼している眼鏡サザンを採用しました。
残りはゴツメ枠と相性補間で3枠を埋めました。
■個別紹介
ボルトロス(化身)@命の珠
臆病
悪戯心
155(4)-x-88-177(252)-97-179(252) ※非理想個体
H:余り
C:ぶっぱ
S:ぶっぱ
10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー(氷)/草結び
フルアタボルトロス。
普通の珠ボルトは10万、めざ氷、気合玉or草結び、電磁波といった構成ですがコンセプトがトンボルチェンのため電磁波の枠をボルチェンに。
電気技がボルチェンだけだと威力不足を感じるので10万と併用です。
気合玉と草結びの枠ですが、気合玉を外しまくってマンムーにやられたので草結びにしました。気合玉はガルーラ、ポリ2、ナット、ドランに強く出れるので欲しい場面は多々ありました。ただ、草結びもカバや水地面に不意をつけるので悪くなかったです。
使用感としては珠ボルチェンがあるため飛行や水タイプに交換読みをする必要がないのでサイクルを有利に進められました。また、メガ前のゲンガーを抜いているためボルチェンで逃げて10万で処理するという流れや、ガッサに対してもボルチェンで襷潰してめざ氷で処理できます。
あと、ボーマンダやランドに対してもめざ氷が威力足りずに落とせないなんてことはほとんどなかったので珠は強いと感じました。
選出率は4位ですが、カバリザやマンムーマンダ相手には良く出してました。
[役割対象]
ガブリアス(スカーフ以外)、ボーマンダ、スイクン、マリルリ、メガリザードンY、マンムー、ギャラドス、カバルドン、カイリュー、ヤドラン、ラグラージ
意地っ張り
テクニシャン
175(236)-200(252)-121(4)-x-102(12)-86(4)
H:16n-1
A:ぶっぱ
B:端数
D:余り
S:同速意識
バレットパンチ/とんぼ返り/剣の舞/羽休め
強い。
基本的になんでも受かる耐久と耐性、有利対面を作れる後攻とんぼ、ラストの削りのバレパンと、汎用性が高く困ったら選出していました。
基本的に動きとしてはとんぼで有利対面を作ることですが、不利なポケモンがいなければ舞って羽休めを繰り返し全抜きをしていきます。
特にガブの地震を確3にできるのは強かったです。
不意の炎技が怖いですが、めざ炎程度なら1発耐えれるのでなんとか対処できる場面は多かったです(ニンフィアの眼鏡めざ炎はやめてください)。
叩き落とすや馬鹿力が欲しい場面もありましたがメガハッサムはこの技構成が一番いいと感じました。
選出率は3位。フェアリーが辛いパーティなので相手にフェアリーがいればほぼほぼ出してました。
[役割対象]
ゲッコウガ、クレセリア、ナットレイ、クチート、ニンフィア、マンムー、キノガッサ、バンギラス、ポリゴン2、サーナイト、ジャローダ、フシギバナ、ラティオス、エルフーン、ヤドラン、パルシェン
腕白
威嚇
201(244)-145-139(220)-x-120-107(44)
H:実数値201
B:余り
S:4振り85族抜き
滝登り/氷の牙/電磁波/挑発
ゴツメ枠。
最初はカバルドンにしていましたがガルーラがれいビを打ってきて何もせず死ぬことが多かったので解雇。
ゴツメ枠としてガルガブバシャマンダアローあたりに強いのが欲しくて尚且つ火力がある程度欲しかったのでギャラを採用。
これが見事にはまり、低迷していたレートが一気に上がりました。
個人的に受けポケは回復技がないと使い辛い感じがしていたのですが、HP管理に気を付けたり、交換読みをすることで良く活躍してくれました。
ギャラを物理に受けだしした後、相手にボルトや水ロトムがいれば、ほぼほぼ後出ししてくるので交換読みが決まりやすかったです。
リザXやマンダに対して舞われると崩壊するパーティなのですが、電磁波を撒くことで対処してました。クレセと違い、身代わりを壊せないことがないのは強いですね。
また、ルカリオやウルガモスにも強いのでカバルカカイリューやパルウルガマンダにも対処できます。
地震が欲しい場面もありましたが、一致技の滝登り、ガブマンダに刺さる牙、マリルリ対策の挑発と外せる技はありませんでした。
選出率は1位。厨パや積パにも出せるので選出しないことはなかったぐらいです。
[役割対象]
ガブリアス、ガルーラ、ファイアロー、バシャーモ、ボーマンダ、マリルリ、リザードンX、マンムー、ランドロス(霊獣)、ギャラドス、ヒードラン、カバルドン、ハッサム、ウルガモス、カイリュー、ルカリオ、ドリュウズ、ミミロップ、ローブシン、メタグロス
マリルリ@突撃チョッキ
意地っ張り
力持ち
200(196)-112(252)-101(4)-x-107(52)-71(4)
H:4n
A:ぶっぱ
B:端数
D:余り
S:同族意識
じゃれつく/アクアジェット/馬鹿力/叩き落とす
補間枠。
高火力、先制技、優秀なタイプと痒いところに手が届き、バシャやウルガを受けれる優秀なポケモン。
オボンでも良かったですが特殊に強いポケモンがあまりいないのでチョッキで採用。サイクル向けでもあるので噛み合ったと思います。
ギャラが回復技ないため、過労死することが多いですがマリルリのおかげでバシャやウルガ、ルカリオに対してギャラなしでも対処できるのも良かったです。
馬鹿力はあまり使う場面なかったので滝登りでもいいかもしれません。
選出率は5位。サザンやウルガがいるときはよく選出していました。
[役割対象]
ガブリアス、バシャーモ、マンムー、バンギラス、サザンドラ、ヒードラン、カバルドン、ウルガモス、カイリュー、ルカリオ、ラティオス、ローブシン、ブラッキー
ロトム(ヒート)@拘りスカーフ
控えめ
浮遊
139(108)-x-128(4)-162(188)-129(12)-131(198)
B:端数
C:余り
D:ダウンロード対策
S:最速ファイアロー抜き
オーバーヒート/10万ボルト/ボルトチェンジ/鬼火
最後に入ってきたポケモン。
この枠はフシギバナやジャローダでガッサ対策を担っていたのですが、あまりに選出しなく、ゲッコウガが重たかったのでスカーフロトムを採用しました。
胞子の一貫は切れなくなりましたが、それでも上からボルチェンで襷潰しはでき、アロー、ボルト、ナットに対しても強く出れて、このパーティのコンセプトのトンボルチェンもできるのではまりました。
個人的にゲッコウガは上から叩くしか対策できないと思っていて、ロトムのスカーフはありそうだと思っても考慮されないことが多いのでよく決まります。
ボルチェンのダメージが無振りゲッコウガに対して乱数1発(81.3%)なので10万を打つ必要がなく、ゲッコウガを倒した後に起点になることもありません。また、仮に引かれたり襷で居座られてもボルチェンで逃げれるので試合展開を有利進めることができます。
ファイアロー抜きはとんぼ返りで逃げることを許さないためです。130族抜きにしたいですが火力不足になるのでファイアロー抜きに留めました。
鬼火に関しては上から鬼火打てたらギャラの負担を減らせると思って入れていますが、ガブやランドがさらに上からエッジを打ってくることが多くほとんど決まりませんでした。トリックやめざ氷のが良かったかもしれません。
選出率は6位ですが、ほとんど出さないなんてことはなかったです。また、クレッフィボルトなどの並びに対してよく活躍してくれました。
[役割対象]
ファイアロー、ボルトロス(化身)、ギルガルド、ゲッコウガ、ナットレイ、クチート、ハッサム、ジャローダ、サンダー、ルカリオ、ヘラクロス、ドリュウズ、クレッフィ、ボルトロス(霊獣)、モロバレル、メタグロス
サザンドラ@拘り眼鏡
控えめ
浮遊
167-x-110-194(252)-111(4)-150(252)
C:ぶっぱ
D:ダウンロード対策
S:ぶっぱ
竜星群/悪の波動/大文字/気合玉
今回のMVP。
相手にフェアリーがいなければ基本的に安定して受けれるポケモンはいないのでトンボンチェンで有利対面を作れば相手を1体持ってけます。
特にうちのパーティは耐久ボルトやロトム系統がよく出てくるのでそいつらに強いサザンはよく活躍してくれました。
あと、今流行っている秘密持ちの遅いガルーラに対して強いのと、厨パは基本悪技の通りがいいので今の環境に刺さっていると感じました。
技構成に関してですが、炎枠は大文字で確定です。
クチートやヘラクロスに対して1発で持っていけるのはでかいです。
気合玉はガルーラ、ドラン、ポリ2、バンギ意識です。特にポリ2はサザンだと気合玉しか突破手段がないので入れてました。極力うちたくはないです。
このポケモンは怯みがあるのも魅力で、easywinを何度したかわかりません。
採用率は2位。このパーティの高火力枠なのでだいたい選出していました。
[役割対象]
ゲンガー、ガルーラ(秘密)、ボルトロス(耐久)、ギルガルド、ロトム(ウォッシュ)、クレセリア、スイクン、ナットレイ、クチート、バンギラス、ヒードラン、カバルドン、ハッサム、ジャローダ、サンダー、ロトム(ヒート)、フシギバナ、ヘラクロス、ドリュウズ、モロバレル、ヤドラン、メタグロス、ライコウ
■総括
使いやすかった。
このパーティにしたのはレート終わる4日前くらいで、実質このパーティで潜っていた試合は65戦でした。全体の試合数は555戦なのでそれまでいかに苦戦していたことかお察しください。
勝率は42勝23敗で65%でした。
1900台からは10勝3敗でスムーズに2000まで上がれたのでもっと上を目指しても良かったかもしれませんが、レート最終日なのでひよりました。
このパーティは相手の選出を読みやすく、また行動も読みやすいので慣れてくると交換読みなどが面白いほど決まりました。
受けが一見いないので物理でごり押してくる人が多かったです。特にガルガブの選出をよくされ、ガルーラが秘密型のときは引き先がギャラしかいなくギャラがごり押された後に出てくるガブにやられないように、対面で勝てるポケモンを裏に添えることで対策していました。
このパーティで辛いのはガッサ、めざ炎バナ、めざ炎ポリ2、リザx、ヘラクロスなどです。
ガッサは胞子の一貫を切るポケモンがいないのでいうまでもなく、バナポリ2はハッサムで積んで突破するかサザンでごり押すかなのでめざ炎持ちはきついです。リザxは対面で勝てるポケモンがいないのでギャラで電磁波撒いてなんとかするしかないです。ヘラは受けれるポケモンいないし、裏にドランがいるとサザンで大文字打ちづらいので厄介でした。
それでも、ハッサムの対面性能とギャラの威嚇電磁波でごまかせる試合が多かったのでなんとかなりました。
トンボルチェンは択ゲーをしないで済むことが多いので択が苦手な人にオススメです。
■感想
もうすぐサンムーンも発売されるのでそれまでに絶対レート2000超えたかったので今期は勝てなくても諦めずパーティ変更を繰り返しました。
結果、目標の2000に到達できて本当に良かったです。
来季はさらに上を目指して頑張ります!
今後も構築記事だけでなく適当に環境考察や個人的思考を記事にしてあげたいと思っているので見てくれると嬉しいです。